東スポnote
東京スポーツ新聞社の紙面で過去に掲載された連載がまとめて読めたり、ココだけしか読めない…
記事一覧
旬を逃してしまうと心が腐ってしまうこともある【野球バカとハサミは使いよう#23】
マネジメントに恵まれなかった〝アジアの大砲〟 2013年のWBC第2ラウンドで日本を苦しめた台湾。日本球界における台湾出身野手のパイオニアといえば、1988年に巨人に入団した右のスラッガー・呂明賜だろう。当時の球界には、一軍登録が可能な外国人選手は1球団につき2人までというルールがあり、巨人にはすでにクロマティと投手ガリクソンがいたため、呂は2人にアクシデントがあったときの保険という扱いだった。
1980年の東スポもやっぱり〝飛ばし〟ていた…ロックと不道徳を考える
この夏、慶応高校が甲子園を優勝したことでにわかに〝丸刈り論争〟が沸き起こりました。「水を飲むな!」は当たり前、体罰も横行していた昭和の部活動は今考えるとかなりクレイジーなんですが、「クレイジーが輝く(ように見えた)時代だった」と仮定して考えてみると、良いか悪いかだけではないものが見えてくるのではないか。そんな思いで「不道徳」について考えてみます。
クレイジーの中に宿る魅力 マリリン・マンソンと
交渉事で精神的に優位に立つために…【野球バカとハサミは使いよう#22】
腕の筋肉を見せつけ相手投手を威嚇 仕事をしていると、様々な交渉事に挑まねばならない。その際、できるだけ交渉相手より精神的に優位に立ちたいと思うのは当然の心理だ。大きな商談になればなるほど、相手に足元を見られたら終わりである。
これはプロ野球における打者と投手の心理戦にも言えることだ。たとえば無名の新人打者が豊富な実績を誇るベテランの大投手と対峙すると、新人打者はバットを構えているだけで萎縮して