田舎チームが遂に甲子園の決勝に!〝伝説の一戦〟がプレーボール!【太田幸司連載#6】
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決勝進出を決めた瞬間、初めて訪れた充実感 甲子園は大変なことになっていた。昭和44年(1969年)夏の選手権大会。3季連続出場とはいえ、東北の田舎チームが岡山・玉島商を破り、ついに決勝進出を決めてしまったのだ。東北勢としては第1回大会の旧制秋田中学以来の快挙。1回戦から大分商、明星(大阪)、平安(京都)と強豪を次々と撃破し「剛腕・太田幸司」「粘りの津軽打線」などと、三沢旋風はマスコミに大々的に取り上げられた。
▽準決勝
三沢000