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【プロレス】豪傑列伝

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プロレスと格闘技界の豪傑のエピソードをまとめました。
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#大日本プロレス

沼澤邪鬼が語る初めての蛍光灯デスマッチ「いきなり死にそうになりました」【豪傑列伝#31】

 デスマッチの雄・大日本プロレスでも、一部から熱狂的な支持を集めているのが“黒天使”沼澤邪鬼だ。ケガを恐れず、理不尽な言動も数知れない。その生きざまは「神様」の異名通りだ。  幼いころからケガと隣り合わせだった。3歳の時に不注意から左手を骨折し、中学時代には柔道部の練習で受け身に失敗して右ひじを骨折。生まれて初めて入院生活を余儀なくされた。高校卒業後は地元の埼玉・本庄市の工場に就職。その後は職を転々としたが、レスラーになる夢をあきらめきれず、2000年に大日プロに入門。同年

伊東竜二「そのままバイクで病院にいったんですが、お医者さんが『緊急入院です』」【豪傑列伝#22】

「デスマッチの雄」大日本プロレスのエース・伊東竜二ほど命知らずの男はいない。何度も選手生命を脅かされる大けがを負いながら、不死鳥のごとく生還してきた。最強デスマッチ戦士の生きざまとは――。  流血は日常茶飯事。全身に刻まれた切り傷は100や200では収まらない。命も惜しまずデスマッチで暴れ回ってきた伊東だが、これまで2度にわたって「最悪の瞬間」に直面したという。最初の惨劇は2006年9月のBJW認定デスマッチヘビー級選手権だった。当時の王者・佐々木貴に挑戦した伊東は、約4メ

浜亮太「リングでは体重が武器になっても普段は敵」【豪傑列伝#20】

今回は身長176センチながら体重203キロの超巨漢、浜亮太の登場だ。驚異の肉体を誇る浜の破壊伝説とは…。 これほど規格外なレスラーも珍しい。0・2トンの体重は対戦相手の脅威となるだけでなく、壊れるハズのない物まで破壊してしまう。昨年8月、デビュー前から早くも横浜市内にある道場で事件が起きた。 まさに人間凶器だ。日常生活でも、ふとした瞬間に浜周辺の物は次から次へと壊れていく。パイプイスに座れば、脚がアメ細工のようにグニャリと曲がり、浜が“生息”する合宿所の木製イスも限界が近

関本大介「サザンを歌いながら踊っていたらだんだん火照ってきて…」【豪傑列伝#5】

 日本が世界に誇る「ズングリマッチョレスラー」関本大介(大日本プロレス)には、大きな声では言えない酒癖がある。マット界でも謎と言われる関本のプライベートが、いま明かされる…。  まさに「いなかっぺ大将」の「♪大ちゃんドバっと丸裸~」を地で行く天然ぶりだ。さぞ豪快に下半身のイチモツもブ~ラブラさせていたに違いない。  下半身までさらしてしまっては完全な警察沙汰だ。日韓レフェリーもたまったものではなかっただろう。また後輩との酒宴の席とはいえ、妻の前で男に全裸になられた伊東も内