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人生で初めて、新日見てきた【#3人目】

東スポに入るまでスポーツと縁遠い世界で生きてきた。
中高女子校の一人っ子。部活は華道部。男性と話すのは父と祖父と美容師さんだけ。
祖父が野球を見ることがあまり好きではなく、その影響から家族で野球中継を見たこともない。賭け事ももちろんしたことがない。
このnoteには、好奇心旺盛な私が初めて挑戦したことを綴ります。(新入社員・木元理珠)

自分のスポーツの知識がなさ過ぎて焦った

そんな私が東スポに入り早一週間。
新人研修を受け、自分のスポーツ知識のなさに焦りを感じた。
これはマズイ!と思いゲリラ採用同期を数人誘い、4月9日に両国国技館で行われた新日本プロレスの「HYPER BATTLE '22」を自腹で見に行った。両国に降り立ったのも初めてだ。

私が知っているプロレスラーといえば、アントニオ猪木さん、ジャイアント馬場さん、ダンプ松本さん、ジャガー横田さん、棚橋弘至さん(えくぼがステキ!)、そしてまもなくノーベル賞を取るのではないかと呼び声高いグレート―O―カーン様(※オーカーン様の偉業については後述)。
これくらいしか知らなかった。ただドラマ「99.9-掲示専門弁護士-」(TBS系)が大好きで全シリーズ5回ずつは見返している。そこに出演していたプロレスラーの顔ならかろうじて見たことがある程度の認識であった。

数分たってもリングの上で戦わないのはナゼ?

第1試合:邪道、タンガ・ロア、タマ・トンガ、棚橋弘至vs外道、高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズ、バッドラック・ファレ

試合が始まって数分経っても誰もリングに上がって試合をしない。プロレスって…リングの上で戦わないっけ?と思うほど。

そして何より棚橋選手のおっぱいがでかい。あんな大きい人に勢いをつけて殴られたら交通事故と同じくらいの衝撃だろう。最終的には4人同時に絞め技をかけて、邪道選手が外道選手からギブアップ勝ち!

笑顔がステキな棚橋選手(砂被り席に座ったプロレス大好きな同期が撮影)

第2試合:内藤哲也&鷹木信悟vsウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ

「トランキーロ、あっせんなよ」といつ言うかとうずうず。トランキーロは落ち着いてと言う意味らしい。プロレスはスペイン語も学べる。

第3試合:田口隆祐&マスター・ワトvs石森太ニ&エル・ファンタズモ

2階席から観戦した私はマスター・ワト選手の顔が分からず、宮川大輔さんのような顔だと勝手に想像していた。がしかし!終わってからツイッターで検索したら想像以上にかっこよく我がiPhoneにとりあえず土下座をした。
試合の最後には田口選手のお尻が半分露わになりながらの勝利。セクシーな試合の終わり方であった。

第4試合:矢野通vsタイチ

まずリングのロープを外し始めた。スタッフのみなさんで丁寧に畳み丁寧にしまう。落ちたら負けという両国らしい相撲とプロレスが融合した試合。
落ちてしまいそうでハラハラしながら息をするのも忘れるほど見入っていた。

ロープがありません!

第5試合:高橋ヒロムvsEVIL

某アニメの猫妖怪(ジ○ニャン)にそっくりなキャクターの入場ムービーから始まったヒロム選手と名前からして悪そうなEVIL選手。
金具がむき出しのコーナーにドーンっと投げられたり、リングの外からEVIL選手の仲間がヒロム選手の首をベルトのようなもの(二階席からは見えなくて…涙)で締め上げたりとにかく痛そうな試合であった。

首を締めあげられて痛そうなヒロム選手(同期が撮影)

オーカーン様の偉大さを目の当たりにできるなんて!

第6試合:YOSHI-HASHI &後藤洋央紀vsグレート-O-カーン&ジェフ・コブ

誇らしげなオーカーン様(同期が撮影)

やっと出ました我らのナイチンゲール、グレート-O-カーン様。感謝状を手に持ち入場。会場にはグッズで売られているキョンシーのようなマスクを身に着けコロナ対策万全な帝国民の方々が大集合し、オーカーン様は試合に見事勝利!
オーカーン様が新チャンピオンになった瞬間を拝見できて帝国民として大変光栄であった。

(↑岡本先輩のこの記事を読んで、帝国民になった)

第7試合:エル・デスペラードvsSHO

会場で一番くじを買ったらデスペラード選手のキーホルダーが当たったのを運命と感じ応援していた。試合では場外に投げられ客席も放送席もぐちゃぐちゃに。パイプ椅子で殴ったり。思わず声を上げてしまうほど興奮。デスペラード選手が勝利し試合は終了。
デスペラード選手の勝利で縁起がいいのでキーホルダーは私にとってお守りだ。

最終試合:オカダ・カズチカvsザック・セイバーJr.

私はこの日のために、4/4の後楽園ホールで行われた試合をAbemaTVで視聴して予習してきた。その中で1番心打たれたのはザック・セイバーJr.選手。動きの速さ、綺麗な絞め技、体の柔らかさに圧倒されたのだ。

この日の試合でもロープを使った絞め技、首を絞め上げる技、腕がありえない向きになっている。あれはきっと軟体動物。

腕がありえない向きに…(同期が撮影)

約30分の試合はオカダ選手が制したが、もうすぐ決まりそうな瞬間はザック選手の方が多くあった。応援していただけにかなり悔しく、終わってからも無意識に「ザックが…」とつぶやいていたそうだ。

勝利してベルトを保持したオカダ・カズチカ(同期が撮影)

見ているだけなのに自分も試合をしたかのようなカロリー消費量

そんなこんなで全試合が終了。見ているだけなのに自分も試合に出ていたかのようなカロリーの消費量であった。
家に帰っても興奮が冷めず、次の日に全日本プロレスの試合が浜松で行われることを知り、とりあえずチケット取った。その話はいつか機会があれば!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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