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トランプ次期大統領のテストステロン値が高くて腑に落ちた

 性は生なり!  海のむこう米国では大統領選が繰り広げられました。テレビに映るそれぞれの候補者の応援集会では、支持者たちの猛烈な盛り上がりに毎回驚きます。この熱狂は日本にはありません。やっぱり食べてる物が違うからか、日本人が政治に無関心過ぎるのかなどと考えますが、あの場にいる群衆は間違いなくドーパミンがどばどば分泌され、やる気&多幸感で満たされているはず!

 みなさんも同じだと思いますが、「トランプ氏はテストステロン値が高い」と考えていたでしょう。あの活力、力強さ、頭脳明晰さ、野心、意欲。すべてテストステロンの高さと相関関係にある男性的な特徴ばかり。生物学的にみれば、まさにオスとして群れの上に立つボス猿といったイメージがあります。好き嫌いは別として。

 先日、手に取った『テストステロン ヒトを分け、支配する物質』(化学同人)という本に、2016年の米国大統領選の直前に、トランプ氏が健康トーク番組に出演して、健康診断の結果を一般公開していて、その中でテストステロン濃度が441ng/dlだったのです! 当時70歳ぐらいですから、かなりの高値。そりゃパワフルだわ~。そして2週間に1度テストステロン注射を受けているという記載があり、「やはり」といろいろ腑に落ちました。

ボス猿(イラストはイメージです)

 父も70歳を超えてから生涯、2週間に1度のペースでテストステロンを補充していました。この本は米国のキャロル・フーベン氏が書かれた本で、テストステロンついての考え方は父と非常に近く興味深い内容でオススメ。

熊本美加(くまもと・みか)医療ライター。男性医学の父・熊本悦明の二女。男女更年期、性感染症の予防と啓発、性の健康についての記事を主に執筆。


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