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落ちたら沖縄に帰るつもりだった→東スポハイサイ記者、誕生!

はいさい!みなさんはじめまして!2024年度新入社員の下地と申します。〝したじ〟ではなく〝しもじ〟です。どうぞよろしくお願いします。

あっという間に今年ももう6月を迎えました。1年前は何をしていたんだろう?と思ってカレンダーを振り返ると…なんと!東スポの一次面接(オンライン)を受けていたようです。

正直、当時何を話したかはあまり覚えていませんが…。金髪だった髪を就活仕様に黒く染め上げ、ユニクロで購入したスーツを立派に着こなし、東スポへの熱い思いをハキハキと答えていたことでしょう。

新入社員によるnote、何をテーマにして書こうかな~と思い悩みすぎた結果、2番手・松岡くんのnoteを読んで「東スポの社員にカンチョーしてみた」でいいか→カンチョーしても怒らない人って誰だろうか…と完全に血迷っておりました。

それこそ〝不適切にもほどがある(ガチ)〟ので、私が東スポに入社した経緯などをつづっていこうと思います。健全!

「どこの馬の骨だかわからんやつに興味ねえよ!東スポなんだから、本物の馬の話しろ!」などと思わずに!どうか温かい目で読んでいただけると幸いです。


宮古島から東京へ、そして東スポへ

出だしのあいさつでお気づきかもしれませんが、私は沖縄県出身です。沖縄県といっても、地元は本島から飛行機で40分ほどの離島・宮古島。人口約5万人の小さな島です。

宮古島・与那覇前浜ビーチ

5年前に大学進学のため、青い海とサトウキビ畑に囲まれた島を離れて上京してきました。最初の頃は山手線しか知らなかったのに、今では地下鉄も乗りこなしています。東京に染まってしまったのでしょうか!(泣)
大学ではK-popアイドル好きが高じて”わたしもアイドルになってみたい!”と思い、K-popのカバーダンスサークルに所属しました。

XGの「Left Right」を踊りました

本当にデビューすることはできなかったけど、つかの間のアイドルごっこはかけがえのない思い出として胸に刻まれております。

不純な(?)志望動機で、就活中はお祈りメールばかり…

そんなこんなで就活の時期を迎えたわけです。
なんの仕事に就こうかなぁ…将来どうしようかなぁ…と、考えている時間は実はありませんでした!

もともとずっとマスコミ業界で働きたい!と漠然と考えていたので、とにかく新聞社やテレビ局、出版社、制作会社など、場所を問わず洗いざらいに受ける、そんな就活生でした。

「なんでマスコミ?」かというと、”人に気づきを与える仕事”がしたかったから!…いえ、すみません、実を言うと、アイドルと友達になれるかも!と思ったのが発端です。不純!(誰かわたしをシバいてください)。

あとは「仕事何してるの?」と聞かれたときに「記者やってます」って答えてる自分の姿を想像したらなんかカッコよくて超興奮したからです。不純!!!(本当に誰かわたしをシバいてください)。

そんな不純な動機が面接官にバレていたのか、マスコミ就活の壁は分厚いものだったのか(まあたぶん前者ですね)、就活中はことごとくお祈りメールをいただきました…ぴえん。

〝最後の砦〟で「補欠合格」

もうマスコミは諦めて、海外に逃亡でもするか…と思っていた矢先、東スポの求人を発見しました!はい、奇跡の出会いです!

実はわたしの地元では東スポが販売されておりません。しかし親戚に「東スポ受けようと思う」と打ち明けると「え?UFO出た!ってホラ吹いてるとこ?」と言われました。それでも母から「あんたがわかるさ~」と言われ、「やらずに後悔するより、やって後悔しよう!」と思って受けました。今考えると、販売されていないエリアでも”あたおか”なUFO記事が有名になってるのすごいな。

東スポの面接準備を進める中で、記事を読んでみるとやはりぶっ飛んでいます。馬、UFO、プロレス。未知の世界。とっても破天荒。「入社して、エロ面書くことになったら…」とかもしっかりと考えながら対策していました。

私にとっては最後の砦。これに落ちたらもう、沖縄に帰っちゃおう!というプランでした。

そんな東スポの春選考は最終面接まで、結果はなんと…「補欠合格」。え?
役員みんな、あんなに笑顔だったのに?社長の前でStray Kidzの”S-class”も踊ったのに!?

てか「補欠合格」って何!?!?!?と思ってメールを読み返したら、欠員が出たときに秋採用を行うので、その場合は最終面接からご案内しますといったことが書いてありました。このファストパスが使える日は来るのかどうか…。

時は過ぎて12月。なんと、秋の採用が行われたようで、最終面接オファーが来ました。メールを見た瞬間に「受けます!」と即返信。また髪を黒く染め、長かったネイルも落として再リベンジ。見事(?)、内定をいただきました。

宮古島のヤギです。きっと私の内定を喜んでメェーって鳴いたと思います

仕事を聞かれて「記者です」と答える快感

まだまだ秘話はたくさんありますが、紆余曲折あって掴んだ東スポの内定。
同期はみんな、競馬オタクや野球オタクばかり。
アイドル好きでしかないわたしが、なんで東スポに入れたんだろう…。

その答えは正直未だにわかりません!面接で踊ったスキズが刺さったのかもしれない、そう思っておきます。

そんなわたしは、入社後の研修を経て、晴れて文化部に配属が決定し、念願の新聞記者になりました。とにかく四方八方を奔走する日々ですが、毎日が刺激的で楽しいです。

先日韓国人イケメンと男3、女3で合コンをしたときのこと。他愛のない会話の中で…その時は来ました。
韓国語で聞かれた「何の仕事してるの?」の質問。

…キタ―――――――――――!!!!!!!

私は、ちょっとかわい子ぶって、恥ずかしそうな素振りを見せつつ。
「記者です」と答えました。

内心、超うれしかったです。
でも韓国人彼氏ゲット!とはなりませんでした。韓国語がんばります。


なぜか最後の最後に特大不純エピを盛り込んでしまいました。次回はもう少し東スポ記者っぽいおもしろいネタを用意しておきます!(滝汗)
入社して2か月。まだまだぺーぺーですが、優しい文化部の先輩たちの背中を追いかけつつ、1日1日を必死に駆け抜けていきたいと思います!(文化部・下地藍里)


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