全国の阪神ファンのみなさま、このたびは38年ぶりの日本一おめでとうございました!優勝翌日に発行した東スポはというと、見開き仕様のスペシャルな紙面構成でお届けしました。これでもかとビールをかけられている岡田彰布監督の下がった目尻が幸せいっぱいで、実にほほえましい光景ですね。
それならば38年前の1985年はどうだったのかと思い、過去の紙面が収められている縮刷版を引っ張り出してきました。当時の一面記事を東スポWEBアプリでしか読めないアプリ限定記事として公開しております!!
インターネットも東海道新幹線「のぞみ」も走っていなかった昭和60年の緊迫感あふれる記事と懐かしの写真をご覧になりたい方はぜひ「東スポWEBアプリ」をダウンロードしてください。大事なのでもう一度言います。アプリのDLにご協力お願いします。
とはいえ、ただお願いするばかりでは能がありませんので、東スポnoteでは同じ紙面に載っていた野球評論家・千葉茂さんの「シリーズを斬る」というコラムを取り上げてみようと思います。千葉茂さんは戦前、戦後にわたって巨人を支え続けたレジェンド二塁手。現役引退後は巨人と近鉄の監督を務め、1980年に野球殿堂入りを果たしたすごい方だそうです。私は存じ上げませんでしたが、読むだけで昭和の空気がよみがえってくると思います。知ってる方も知らない方も心ゆくまでお楽しみください。(東スポnote編集長・森中航)
千葉茂 日本シリーズを斬る
いかがでしたでしょうか? 大正8年生まれの千葉さんの言葉に〝重さ〟を感じました。1985年の阪神が日本一を決めたのはシリーズ第6戦でした。
阪神 3―0 西武
阪神 2―1 西武
西武 6-4 阪神
西武 4―2 阪神
阪神 7―2 西武
千葉茂さんも指摘されていたようにカギとなったのは阪神打線が2ケタ安打で爆発した第5戦。そこで3ランを放った掛布が深夜特訓をしていたという興味深い記事も見つけたのでご紹介します。
掛布 たった一人の深夜特訓 「田淵バット」で〝バース病〟粉砕