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事前の予習は大変だったけど、五輪が12倍楽しくなりました!

「赤嶺」という苗字にイーヤーサーサー、、あれ?と思った方はいませんか?そうです、沖縄出身です!(父親のみ、私は生まれも育ちも埼玉)

沖縄といえば数回前の新人noteにて宮古島出身で口癖が「新聞記者です」とドヤ顔を決める下地さんという同期がいますが、あの人は本物の沖縄人です。私は苗字と顔の濃さだけで沖縄ぶっています。

下地さんの存在で私の沖縄キャラが薄れてしまうことへの懸念で寝苦しい日もありますが、サーダーアンダギーをポケットに忍ばせてなんとか自我を保っています。

そんな私が新人noteのトリを務めることになりました。何を書こうか…。癖のある同期たちと被らないようになんて考えていると日が暮れてしまいそうなので、普通に部署の紹介をします!(運動二部・赤嶺竜哉)


担当するスポーツは野球以外!?

早速ですが、私の配属先は「運動二部」という部署です。
ここでは野球以外のスポーツを担当しています。野球以外のスポーツ? そうです、野球以外のスポーツです。サッカー、バスケットボールなどはもちろん、スケートボードやレスリング、最近だとブレイキンなど、とにかく幅広く取材しています。

また私の部署では「プロレス」も担当しています。「東スポといえばプロレス」と言われるように、目玉コンテンツの1つになっています。東スポが長年注力して取材してきたスポーツでもあり弊社主催の「プロレス大賞」は1974年から現在も続いていて、プロレスラーにとっても非常に名誉ある賞です。

あたかもプロレス知識人のような素ぶりをしていますが、正直内定をいただく前はあまりなじみのないスポーツでした。しかし配属され、現場で試合などを見に行くとその迫力とエンタメ性に圧倒されました。真剣勝負の一面はもちろん、マイクパフォーマンスや記者会見でふざけまくる選手なども多く、エンタメ性も魅力の1つです。大会によっては試合前に選手と握手できるようなものもあるので、少しでも興味がある方はぜひ足を運んでみてください!

記者としては、初めての現場であっても名刺を出せば、「あー!東スポさんね!」と手厚すぎる歓迎をされることが多く、諸先輩方が築いてきた信頼はすごいなぁと痛感します。

一方で説明したように取材の幅がとにかく広いため、事前の予習などが大変と感じることも多いのは正直なところです。ただ運動二部でしか味わえない楽しさ、やりがいはもちろんあります。

私が見つけた2つのやりがい

まずはさまざまなスポーツの魅力に触れることができるという点です。私はこれまでサッカーしか接点のない人生で、足以外を使うスポーツがあることすら知りませんでした(笑)。しかし運動二部に配属されてからは事前に調べて現場で直接自分の目で見て、選手を取材する。これらを通して多くのスポーツに関心を持ち、「おもしろい」と思えるようになりました。これまで取材を通じ、つまらないと感じたスポーツはありません。無知は損するなぁと実感する日々です。

これに付随してもう1つ。五輪が12倍楽しくなりました。12倍という数字は私の過去の五輪を見た際の感情、リアクションなどを数値化して導いたものなので、間違いなく正確です(笑)。柔道やレスリングなど「あ!直接取材した人が金メダル取っている!」という目線で観戦できるのは間違いなくこの部署の特権です。もちろん配属されてから最も忙しい期間ではありましたが、記者としてのやりがいも大きく感じることができた17日間でした。

こちらは五輪解団式の写真です。五輪に出場したほとんどの選手、スタッフ、関係者が一堂に集まるアベンジャーズみたいなイベントでした。500人規模の関係者が集まり、すれ違う人全員が何かしらですげぇ人たちでした。「あ、スケートボードの堀米選手!フェンシングの江村選手!」など、異常な頻度で独り言を唱えていました(笑)。この式では国家斉唱や旗手の返還、三浦大知さんの五輪テーマソング披露など、とにかく盛りだくさんの式次第でした。中でも最も印象的だった柔道男子100キロ級のウルフ・アロン選手の爆笑発言を記事にまとめました。

 その日は五輪選手のエネルギーを吸収したような気がして、帰り道は階段をダッシュで駆け上がりましたが、過呼吸になりました。気のせいでした(笑)。

ということで、私のnoteで東スポ、そして運動二部の魅力が少しでも伝わってくれたらうれしいです。スポーツすべてを箱推ししている方、ラウンドワンのスポッチャを異常に楽しめる方にはもってこいの部署です!興味のある方はぜひ私と一緒にラウンドワン行きましょう!


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