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心臓にサイダーを注がれたかと錯覚するような、清涼感溢れる笑顔の持ち主は…

 2023年入社の新人noteシリーズはおかげさまで2周目に入ります。1周目は〝初陣〟とあって各々真面目に執筆していましたが、トリを飾った熊木の大暴走で全員の緊張が解けた感じがします。ちなみに熊木のnoteを見た編集長は「あいつの原稿ヤバい」と連呼してました(笑)。

 それぞれのカラー全開で彩る新人note、2周目もぜひお楽しみください!


文化部の仕事は楽しい

 改めまして、文化部所属の日影舘一道ひかげだてかずみちです。
 他社の方に名刺を渡すと「すごい名前!」と驚かれたあとに「東スポらしくない雰囲気だね~!」と言われるのがお決まりです。たしかに自分でも、UMAやプロレスに全く興味なさそうな顔してる気がします(笑)。

 1日の基本的な流れは、午前と午後に1本ずつ記者会見などに行って記事を書きつつ、合間を縫って著名人のSNSなどをチェックするようなイメージです。社会・芸能界のトピックを追いかける仕事なので、情報収集はとっても大切なんです。他にも事件が起きれば専門家に意見を伺ったり、現場に足を運んで自分の目で確認したりと、毎日違うことに取り組んでいます。刺激的な仕事が多くとっても楽しいです!

新機能搭載の〝最恐〟ホラープリを体験中。これも仕事?

 さて、そんな記者1年生の私にはとある悩みがあります。というのも、記者会見に登場する容姿端麗なイケメンたちに胸のトキメキが止まらないんです…。

「これは仕事!給料もらってんだ!」と自分に言い聞かせながらペンを走らせますが、いつの間にか「顔が良い、笑った顔すき」とかメモしてます。職権濫用もいいところ。

 というわけで今回のテーマは「実際に取材させていただいて、衝撃を受けたイケメン」紹介です。まだこの世界に飛び込んで5か月ですが、毎日記者会見やイベントに行くので、たくさんの俳優さんやアーティストさんとお会いすることができました。僭越ながら、そんなステキな方々を私の好みと主観で紹介させていただと思います。掲載内容はもちろん東京スポーツ新聞社の立場、意見を代表するものではありません!

福士蒼汰さんの笑顔に恋した夜

 1人目は福士蒼汰さんです。俳優として活躍されている〝爽やかイケメン〟ですが、実際に生で見ると圧倒的なオーラがありました。かっこよかった…。

 私たちの出会いは夜の競馬場でした。ナイトレースのイベントに登場した瞬間の、会場に鳴り響いた地響きのような歓声は今でも忘れられません。高身長なのに小顔、あまりにも長すぎる足、爽やかな雰囲気、なんかいい香りもする…(※距離約30メートル)。レース後に登場したため土が舞っていましたが、土埃が彼を汚さないように避けながら舞っていた気がします。黒スーツがナイトレースの照明によく映えていて格好良かったです。

帝王賞のプレゼンターを務めた福士蒼汰(2023年6月、カメラ=菊池六平)

 報道陣向けのフォトセッションでは、心臓にサイダーを注がれたかと錯覚するような、清涼感溢れる笑顔をこちらに向けてくれました。あの瞬間は時が止まりました。あんな笑顔を私に向けてくるなんて、もしかして福士さんはオレのことが好きなのか…?と困惑していたら、隣のベテラン記者さんにも同じ表情を向けていました。なんて罪な男…。

 また、レースについてのコメントがめちゃくちゃ良くて。当日はご自身も競馬にチャレンジされたようで〝推し馬〟の惜敗を悔しそうに語っていました。レース後で少し興奮した様子の表情は、端正な顔立ちとのギャップがあってキュンキュンしました。

FANTASTICS・八木勇征さんの色気

 2人目はダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」から八木勇征さんです。取材エリアに入場された瞬間から漂う色気、ライブ前独特の緊張感をまとった雰囲気、男の私でもドキドキするようなセクシーさでした。他スポーツ紙の記者さんから「髪型が真ん中分けでキミと一緒だね!」と言われ、その場で坊主にするか真剣に悩みました。八木さんと私が一緒であってはいけない気がして…。

 ライブ前の取材に応じてくださった世界さん、中島颯太さん、八木さんの3人は、アリーナという目標のステージを前にしっかりと対応されていましたが、世界さんのボケをきっかけに和やかな雰囲気になると、八木さんの顔に微笑みが…! クールな表情から突然破壊力満点のスマイルが飛び出しリアルに「ヴッ!」って声が出ました。さらに中島さんのコメントにとびきり優しい表情で頷くなど、さっきまでの色気はどこへ!かわいい! もちろんライブも取材しましたがバラード系の曲で見せる表情とアップテンポな曲で見せる表情の差がすごい。歌声もきれいで、180センチがステージに映えますね。誰もが目を奪われていく、完璧で究極のボーカルでした。

 余談ですが、FANTASTICSさんのことをあまり存じ上げなかった私はこのライブですっかり「PANORAMA JET」にハマってしまいました。毎日聞いてます。

さらば青春の光・森田哲矢さんの〝切り返し〟

 3人目はお笑いコンビ「さらば青春の光」から森田哲矢さんです。福士さんと八木さんから、180度の方向転換(?)に驚かれた方も多いかもしれませんが、取材させていただいて素敵な方だったので紹介させていただきます。…イジってないですからね!

 この夏、古着を語るイベントに登壇された森田さん。芸能界きっての古着好きとして知られており「この前古着屋さんに行ったら、初めて行った店なのに3万くらいのパーカーが3着置いてあって。『いつか来ると思って置いてました』って言われて全部買いました。こういう商売もあんねんな…」と話すなど、さまざまなエピソードを披露しイベントを盛り上げます。

 どうやら森田さんは東スポをよ~くご存知のようで、質疑応答では〝会話のプロレス〟を取ってくださる場面も。私からの少しブラックな質問に「絶対ネットニュースにしないでくださいね!」「本編と関係ない質問止めてもらっていいですか!?」と〝臨戦態勢〟を取ると最後は「やめてくれよ東スポ!」と叫び、一気に会場に笑いを巻き起こしていました(上記YouTubeの7:25~、私が質問しています)。

 他にも古着の着こなし方などを丁寧に教えてくださり、イベントを盛り上げるプロとしての実力を肌で感じました。めちゃくちゃかっこよかったです!

マイペースな中村倫也さん、かわいい

 4人目は俳優の中村倫也さん。もちろんお顔はカッコいいんですが、どちらかというとマイペースなお人柄で可愛かった印象があります。この日動物好きとして展示会に招かれた中村さんは(本人いわく)テンション高めだったようですが、とってものんびり喋っていました(笑)。MCからの質問に15秒ほど無言で考え込まれたときはなんだかこっちがドキドキ。ちなみに当の中村さんは焦る様子もなくゆっくり言葉を紡いでいました。

中村倫也さん描き下ろしの「SHOGE・PANDA(しょげぱんだ)」

 演技の才能の他にも、イラストの才能もある中村さん。この「SHOGE・PANDA」にイベントのグッズ売り上げを託したそうで「これは売れるなって思いました」とニヤリ。甘いマスクと柔らかい雰囲気にはすっかり報道陣も気が抜けてしまい、和やかな取材だったことを記憶してます。さらに「キリンに踏まれたい」「撮影現場に馬で登場したい」とアピールし会場の笑いを誘うなど、とにかく〝愛されオーラ〟が半端じゃない!

プレス発表会に出席した中村倫也(2023年8月、カメラ=森優斗)

 来世は中村倫也さんになりたいです。果たしてどれだけの徳を積めばいいんでしょうか?

番外編・運動2部の中西記者

 最後は番外編として社内からの紹介です。中西記者は五輪、パラスポーツ担当として活躍されている先輩で、独自の切り口で取材した記事はYahoo!ニュースなど外部配信サイトでも大きな話題を呼びます。

 所属部署は違いますが、研修中に宇野昌磨選手の取材に同行させていただいたことをきっかけに気に掛けてくださり、私が1面を書かせていただいたときは真っ先に見つけて連絡をくださりました。あの時は本当にうれしかったです。

そんな中西記者が書かれた記事で、個人的にも大好きな記事があります。それがこちら。

「羽生結弦」という国民的スターが生み出す経済効果、スケートにあまり詳しくない私でも気になります! 実はこの記事を見かけたときに思わずLINEでメッセージを送ったところ「経済効果って試算は大変だけど、読者は興味を持ちやすい。いつかタイミングを見てやってみてね!」という返信と共に、取材の注意点などを教えてくださりました。

 忙しい合間を縫って相談に乗ってくださり、いつもありがとうございます!

 おわりに

 文字数の都合で今回は5人の紹介になりましたが、本当は出会った人皆さんを紹介したいくらいの気持ちです。そういえば前回書いたnoteを見返してみたら、「次に私がnoteを書く時は、記者の『やりがい』の部分をもっとお伝えできたらなと思います」と書いていました。ハイ、記者のやりがいはイケメンが間近で見れることでした!(それでいいのか)

 楽しい仕事だな、という感覚は入社の時から変わりません。ただ半年も経てばそれなりに会社の戦力にならないといけないなとも思うのです。焦らずコツコツ頑張りますので新入社員一同の応援、どうぞよろしくお願いします!(文化部・日影舘一道)

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