「35歳で殴られたくねぇな」阪神へのトレードを拒否した一因は星野仙一さん【下柳剛連載#15】
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先発転向はすんなりいったが、実松と息が合わなかった 2000年のシーズン途中から先発に転向したオレは、代理人交渉や年俸調停を経て迎えた01年のシーズンで開幕から先発ローテーションの一角を担った。登板した試合すべてが先発だったのはこの年が初めてで、成績は21試合で9勝8敗。イニング数が121回にとどまったのは物足りなかったけど、先発投手として1年間を過ごしたことは個人的にも財産となった。
あのまま毎年のように60試合近く投げていた