東スポnote
「SAMURAI BLUEの中の人」と喋ってみたら〝同じ悩み〟を抱えていました。
見出し画像

「SAMURAI BLUEの中の人」と喋ってみたら〝同じ悩み〟を抱えていました。

東スポnote

サッカー日本代表がカタールW杯出場を決めてくれて本当に良かったですね! Voicy「東スポCH!」では平日日替わりでデスクがニュースをもとにゆる~くおしゃべりをしていますが、代表戦の翌日になると、大のサッカー好きである山下デスク(※芸能担当です)が志願して〝振り返り〟をしてくれています。オーストラリア戦で2ゴールを挙げた三笘薫選手については「男前だ!」と絶賛していました。

さて、今回はそんな日本代表を支える日本サッカー協会(JFA)さんのnoteアカウントについてのお話です。なんと担当者の方(=SAMURAI BLUEの中の人)が、先日私が登壇したnoteのイベント「noteとTwitterでつくる新しい企業コミュニケーション」を見てくださったというのです。東スポnoteがお役に立てるかどうかわかりませんが、とりあえず中の人同士で一度オンラインミーティングしてみましょうと話がティキタカ(=細かいパスをつなげて攻めていく戦術)のように進みました。JFAさんから〝ご指名〟いただけるなんて身に余る光栄としか言いようがありません。

こちらが、JFAの公式noteアカウント。どんな記事があるんだろうと私もミーティング前にいろいろと拝見しました。もうヘッダーの画像からカッコイイじゃないですか!日本代表のユニホームが並んでいるこの荘厳な空間はどこなのでしょうか?実際にページに飛んでいただきますと、並んでいる記事のサムネも非常にスタイリッシュです。この時点では、こういうクールな空間もいいな~とのんきに考えておりました。

ZOOMをつなぐと、パソコンの画面の向こうに担当者のFさんが現れました。初めまして、こんにちは。ウチの先輩記者がお世話になっているそうで、いろいろよろしくお願いします。そんなこんなで、とりあえずnote周辺の雑談をしていますと、やはりあの問題に行き着きました。

「どうやったら、もっと多くの人にnoteを見てもらえるんですかね…?」

これはもうnoteを運営している全員が抱えている悩みだと思うんです。確かに私はnoteさんのイベントで「こんなことしたらちょっとバズりました」みたいな話をしました(自分ではフツーに喋ったつもりでしたが、一部関係者から「東スポのくせに意識高い系みたいだな」とイジられましたが…)。でも、毎回バズるなんていう便利な方法はnoteにもTwitterにもないのが現実だと思います(もちろん、noteで記事を書いたらTwitterなどで発信することは超重要だと思います)。なので、「僕も毎週、同じ思いをしていますよ」と本音でお答えしました。

そこから、もう少し詳しい内情をお伺いしました。「SAMURAI BLUEの中の人」では基本的にFさんら女性2人が編集を担当しており、外部スタッフも原稿を書いてくれるということ。2020年11月にスタートして以来、〝1がつく日〟に記事を公開することをルールにしてきたそうです。各界のサッカー好きにユニークなこだわりを聞く「90分間の観戦マイルール」という雑誌の連載にもなりそうなシリーズがあったり、これまでに観戦した代表戦の思い出を綴るハッシュタグコンテスト「#サッカー日本代表観戦記」も既に実施されていたり、正直、めちゃくちゃ努力されていると思いました(上から目線で言ってるつもりは毛頭ございません)。

 その後も、「良かれと思ってちょこっと工夫してみたんだけどそれすら全然気づいてもらえない」とか「自分ではいいと思っていた記事が逆に伸びなくて凹んだ」とかお互いに〝note担当者あるある〟を言い合いました。でもせっかくお声がけいただいんだからもうちょっとボールを前線へ運びたい。なんてたってJFAさんにご指名頂いたのですから、できればゴールにつながるパスを出してみたい。そこで思い切って尋ねてみました。

「気合入れると丸刈りになる人の話あったじゃないですか?」
「『サッカーと働く』シリーズの津村さんの記事ですか?」
「はい。その人の記事がとても面白かったので、もしも東スポnoteで載せるならという視点で新しく見出しつけたり、サムネ作ったり試してみていいですか?」
「ぜひぜひ!面白そうですね」

 というわけで〝中の人公認〟でサッカー未経験の私を〝ピッチ〟に立たせていただきました。

 こちらの原稿に私がサムネと見出しをつけるとしたら…。


【サッカーと働く】第2回 ここぞで丸刈りになる男は欧州組の〝光〟だった!


いかがでしょうか?私のこれまでの仕事は主に原稿を書くことだったので、見出しのプロではないしドヤ顔はできませんが、東スポnoteで出すならこれくらいキャッチーさを前面に出すと思います。

具体的に意識した点を列挙すると、こんな感じです。

・津村さんは結構くだけて話していて、内容はどこも面白い。この記事の主役が津村さんであることは間違いないから、サムネには絶対に津村さんの顔入れたい!(※これはnoteのカスタマーサクセスの方がよくおっしゃっている「noteでは人感のある記事が読まれる」ということにも繋がっている気がします)

・津村さんの話の中で(個人的に)一番面白いと思った「ここぞで丸刈りになる」というエピソードを見出しに生かしたい!

・JFAヨーロッパオフィスダイレクターという津村さんのお仕事にはヨーロッパにいる代表選手をサポートすることが含まれている→つまり欧州クラブに所属する代表選手にとって〝光〟と言うことができそう。しかも「丸刈り」と「光」は親和性が高そう!

・サムネとタイトル(記事見出し)に同じ文字(=情報)を入れるのはそもそももったいない。タイトル「ここぞで丸刈りになる男は欧州組の〝光〟だった!」を確定した上でサムネのデザインを検討へ。

・サムネのメインとなるのは津村さんの写真だから、横に入れる文字も「丸刈り」以外のワードで津村さんの人となりがわかるもの、かつ津村さんに興味を持ってもらえるような文言を拾いたいので、本文を読み返す。

・「それからは長期の大会の際にはほぼ坊主にしていますが、選手たちからは見た目が怖いけど、見つけやすいからいいと言われます(笑)」という箇所からデザインのバランスを考えて、「見た目が怖いけど、見つけやすいからいいと選手から言われます」に圧縮する。

こんな感じで作ってみましたが、当然これが〝正解〟だとは思っていません。見出しもデザインも見る人によって捉え方が異なりますし、私自身いまだに迷っている点があります。というのも、サムネの言葉の下に津村さんのお名前を入れるのもアリな気がする一方、「この人は誰なんだろう!?」という気持ちにさせたい思いが強くてあえてJFAのマークで〝ぼかした〟部分がありますし、タイトルも「ここぞで丸刈りになる男は欧州組の〝光〟だった!」より「ここぞで丸刈りになる男が欧州組の〝光〟となる!」としたほうが未来の可能性を含んでていてポジティブな気もします(今回は断定で言い切ったほうが強く伝わるほうをチョイスしました)

こうして考えてみると言葉って本当に奥が深いですね。まだまだ未熟な私なんかが偉そうに口にすることはではないかもしれませんが、サッカーにおけるスルーパスのように読む人の心に絶妙に届くパスをお届けしていければなと思っています。そう、目指すのは言葉のファンタジスタ。ちなみに個人的には、「ファンタジスタ」が出てくるこの記事も大好きでオススメです。(東スポnote編集長・森中航)

この記事が参加している募集

noteのつづけ方

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ダンケシェン!
東スポnote
東京スポーツ新聞社の紙面で過去に掲載された連載がまとめて読めたり、ココだけしか読めないコンテンツがあったりします。できる範囲で頑張ります。