公開記事が100本を超えたので、とりあえず一度振り返ってみました。
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公開記事が100本を超えたので、とりあえず一度振り返ってみました。

 数あるページの中から今日も東スポnoteに遊びに来ていただき、ありがとうございます。今年2月10日にスタートして以来、毎週水曜日に記事を5~6本ずつ更新し続けてきて、気づいたら公開記事が120本を超えていました。正直に申し上げますと、実は110本目ぐらいのタイミングで「ここらで振り返ってみるか…」と内心思っていたのですが、忙しさにかまけておりましたらあっという間に2週が過ぎました。マジ光陰矢の如しです、早すぎて怖いです。なので日が暮れる前にさっそく振り返ります。(デジタル・事業室 森中航)

東スポnote誕生裏話

 弊社は今年1月末までスマートフォン向けサービス「東スポ芸能」を運営していたのですが、諸事情によりサービスを終了することが決まった昨年末の段階であるひとつの問題が浮上しました。圧倒的な人気コラムを書いてくれているモーニング娘の石田亜佑美さん(以下親愛の情を込めて、あゆみん表記)の連載をこのまま終わらせてしまっていいのだろうか、という大きな問題でした。

「紙面に持っていけばいいのでは」「東スポWebにコーナーを作ったらいいんでない」など様々な提案が寄せられました。しかし、あゆみんコラムの担当者は「有料だからこそ書ける話を書いてもらっている」となかなか首を縦に振りません。どこかに解決策はないのだろうかと探し回っているときに、このメディアプラットホーム「note」こそ〝答え〟なんじゃないかと気づいた者が現れ、そこからめぐりめぐって「とりあえず実際にやれそうかどうか調べてみて」という指令が私に下りました。そうです、大げさに言うと〝そのとき歴史が動いた〟のです(笑)。

 私はnoteの担当者に直球ストレートで相談しました。するとたまたまた超絶ラッキーなことに担当者がハロプロ大好きな方で、こちらの相談に乗ってくれるどころか、「私もコラム読みたいです」とめちゃくちゃ親身になって2月10日のオープンまで導いてくださいました。さすが法人利用者数が3000社を突破したnoteさん。営業力もフォロー力もハンパないっす。

 話がやや脱線してしまいましたね。東スポnoteが始まることは決まっても、実際にあゆみんファンににうまく〝引っ越し〟していただけるかどうかはやってみないとわからない状況は変わりません。「東スポ芸能」が終了する1月末からできるだけ間が開かないように善処しましたが、確たるアナウンスができたのは正式オープンの前日、2月9日15時半過ぎでした。

 東スポnoteの初投稿は、急ごしらえの画像と「石田亜佑美さんのコラムは10日正午に公開予定。いましばらくお待ちください」の文言だけでした。ところが、「もうちょっとかっこよくスタートしたかったのになぁ…」という私の不満はあっという間にかき消されます。ただの告知記事がインスタに広まる、ツイッターに広まる! そうです、私が初めてあゆみんファンの熱量に触れた瞬間でした。

 そこから先はみなさまご存じの通り(もしも知らなかったら見てください!)。毎週あゆみんコラムを多くの方が楽しみにしてくださるようになり、水曜のお昼12時になると私よりも早くツイートしてくださる猛者たちがたくさんいらっしゃるようになりました。そして毎回たくさんの「スキ」をありがとうございます!! 「お前じゃなくてあゆみんのために『スキ』を押してんだよ」というご指摘はごもっともでございますし、私に向けられた「スキ」でないことは重々承知してございます。しかしながら私、この仕事に毎週携わっておりますうちに、あゆみんコラムを多くの方に読んでいただけることが何よりの快感となってしまったことは紛れもない真実なのであります。

 というワケで〝引っ越し〟は無事成功。今後ともあゆみんコラムのご愛読よろしくお頼み申し上げます。本日公開となったコラムも深いですよ。

後輩に声をかけてみたら予想外にバズった

 さて、弊社のみならず企業を取り巻く環境は厳しくなっておりますが、若手社員から飛び出た建設的な意見をどう反映させたら良いものかとお悩みの管理職は多いでしょう(念のため申し上げますと、私は管理職ではなく一兵卒です)。

 弊社のある社内会議で「ネットで公開する記事も署名原稿を増やしたほうがいいのではないか?」という提案がありました。署名原稿が良いか悪いかの議論はどうしても長くなってしまうのでここでは割愛しますが、その会議では議論の末、今すぐすべての記事を署名入りにするということにはなりませんでした。ただ後輩記者の提案にも一理ある。一方、noteではちょうどそのとき、Panasonic×noteの投稿コンテスト「#スポーツがくれたもの」が開催されるところでした。物は試しと、noteの担当者に「これって企業アカウントで参加してもいいんですか?」と聞いてみると、「ぜひぜひ」と色よいお返事をいただきました。

 そこで私は「紙面だと書けないレベルに個人的なこと書いてもボツになったりしないから『#スポーツがくれたもの』というお題で時間があるときに書いてみない?もちろん署名入れて出すからさ」と後輩をスカウトしました。かっこいい先輩像を見せつけながら、note限定公開コンテンツを無料で調達するという用意周到な作戦です(自分で言うとバカ丸出しですが…)。

 その後輩記者が書いてくれた記事がこちら。

 編集作業をしている時点から「あ、俺にはまったく書けない記事だわ」と感心していましたが、公開してから想像をはるかに超える高い評価を集めて2度驚きましたね。あの池江璃花子選手ですら「誰にも泳いでも勝てなかったとき」があったんだろうなぁと何となく頭で理解できても、この記事が伝える真のスポーツマンシップというものには読まなければたどり着く可能性がゼロでした。後輩記者には東京五輪・パラリンピック取材で見つけたイイ話をnote限定で書いてくれと既に頼んでおきましたので、きっとまた素晴らしい記事を届けてくれると思います。noteは若手に活躍してもらえる場所としても使えるんじゃないかというのが私の見解です。

先輩の提案に乗っかってもバズった

 東スポnoteは現在、有料記事と無料記事が半々ないし6対4程度で混在しております。ここまでお読みいただいた方ならおわかりとは思いますが、もともと有料のあゆみんコラムの引っ越しが最大のテーマであったと同時に企業として少しでも利益を上げたいという意図がありました。

 その中でも過去の紙面連載をまとめてネット上で読める状態にすることは、文庫本を作ることに近いと思っています。おそらくフツーに生きていたら『往生要集』を読みたくなることなんてありませんが、私のようにある日突然「地獄ってどんなとこ?どれくらい階層があるんだろ」と気になり出したら読むことを避けて通れない書籍が今もなおこの世にあること自体がありがたい瞬間です(たとえがマニアック過ぎてごめんなさい)。なので今すぐにPVが上がらなくてもいつか読まないとどうにもならない人が現れたときに読めるようにコツコツとコンテンツを束ねて充実させていければと思っています。

 とはいえ、毎週更新している以上は「もっと読んでほしいのに」と思うのが人の性です。未来のためという目的はあれど、やっぱりちょっとはバズりたいんだよなぁと思ってたときに上司でもある先輩記者が「ウマ娘ってゲームが流行しているんだけど、アニメ見て感動したんだよね。これを東スポと紐づけたら面白くなる気がしないか?」と提案してくれました。そう、大好評の「ウマ娘を東スポで振り返るシリーズ」誕生の瞬間でした!

 先輩が教えてくれた面白さを実感するべく、私はその日の帰り道にウマ娘プリティーダービーをダウンロードしてプレイ。競馬ファンでなくともハマることが納得のゲームだったので、翌日には原稿執筆をお願いしてました。そしていただいた原稿はまさかの10000字。400字詰め原稿用紙25枚分ですから結構な文字数です。東スポの紙面だと長くても1本の原稿が2000字程度なんですね(新聞記者はある程度短くまとめるスキルも大切なのです)。だから通常の仕事に加えて5本分以上の原稿を書いてくれている計算ですし、ありがたいったらありゃしない。そして、おかげさまでこれが大爆発。一番スキをいただいているのは、ウオッカとダイワスカーレットというWヒロインの回ですが、読み出したら止まらない中毒性がございます。

 他にもまだまだ改めてオススメしたい記事が残っておりますが、今回はとりあえずこの辺で。おそらく企業アカウントがnoteを上手に運営するコツはひとりで悩まず、後輩と先輩を巻き込むことだと思います。



 




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