【note特別版】久嬢由起子のおうちで簡単ストレッチ・前編
はじめに
各メディアで引っ張りだこの美人整体師・久嬢由起子がユニークなストレッチを紹介するコーナーは東スポ本紙で好評連載中ですが、「もっと皆さんに健康になってもらいたい!」ということで、note特別版を大公開! コロナで外出しづらい現状を踏まえ、自宅で気軽にチャレンジ可能なものを厳選して、まとめちゃいました。動画なので新聞より分かりやすい!?
ねじりゴロゴロ
外出自粛が続いて運動不足になると、腸の動きも鈍くなります。コロナ禍で便秘になる人が増えているのはそんな理由。ストレッチで体をねじり、腸の動きを手助けしてあげましょう。
腸に意識を向け、中に入っているものを外に押し出すイメージで行います。テレビを見ながらでも、布団の上でゴロゴロしながらでもOK。ウイルスと戦わないといけない今、腸の不調から免疫力が落ちてしまうのは避けたいところ。これでケアしておくといいですよ。
背負ってヨイショ!
背中の凝りや肩凝りに悩んでいる人はリュックを背負う動きでストレッチ! 首から肩、背中にかけて広がる大きな筋肉・僧帽筋をほぐしましょう。
肩は体の前側でだけ回してもダメ。ヒジが体の後ろ側にいくぐらい回さないと効果が薄いんですが、リュックを背負うときって、腕を後ろに回すじゃないですか。あれを意識的にやればいいんです。リュックを「ヨイショ!」、もしくは小学生がランドセルを「えい!」と背負う姿を想像すると分かりやすいかも。
お目目パッチリ疲れスッキリ
眼精疲労にお悩みの人が増えています。コロナで外出が減ってスマホを見る時間が増えたり、リモート作業、パソコン業務が増加したことで、目が疲れているわけです。
スマホやパソコンの画面を見るとき、目を細めたり、目のあたりに力を入れ続けると、目周辺の筋肉が疲れ、凝り固まってしまいます。このストレッチでほぐしてあげましょう。数セットやると、スッキリしますし、上げ下げによって肩凝り解消にもつながります。ぜひ!
肩凝り解消平泳ぎ
肩凝り解消、予防のためのストレッチです。大きめのタオルを上半身の下に敷きます。縦に敷くと、右か左、どちらかの半身が高くなるのがポイント。半身が浮いているぶんだけ、つまりはタオルの高さぶんだけ、腕を体の下まで動かせます。体をぺったり床につけて行うよりも腕の動く幅を広げるために〝高さ〟を作ったわけです。我ながらよく思いつきました(笑い)。
鼻づまりパタパタ
花粉症シーズンの今、小鼻(鼻の膨らみ)の両隣にある「迎香(げいこう)」というツボを押して鼻の不調を解消しましょう。ヒジをパタパタさせることで、わきの下のリンパも流せます。リンパの流れは鼻づまりにも関係していますので一石二鳥。
「迎香」はあまり強く押しすぎず、パタパタもゆっくりでOKです。パッと見、鼻をほじってるように見えるのがタマにキズですが(苦笑)、風邪による鼻の不調にも効きますのでぜひ!
簡単ヒザ特訓
ヒザ周辺の筋肉が落ちることで、ヒザの痛みや不調が出てきます。なので、太ももやふくらはぎの筋肉をしっかり鍛えたい。でも、ヒザが痛いと激しい運動はできない…そこでこの運動。
動きは地味ですが、太ももやふくらはぎの筋肉がピクピクするのが分かるはず。小さな積み重ねが筋力アップや維持につながり、ヒザの負担軽減につながります。コロナ自粛で運動不足になりがちな今こそ! 整形外科の先生がオススメすることもある運動です。
※後編は来週水曜に公開予定です。
久嬢由起子(くじょう・ゆきこ) 1982年生まれ。整体師、肛筋トレーナー(日本大腸肛門病学会専門医公認)、ボディメイクトレーナー。ミス・ユニバース・ジャパンファイナリストの講師も務める。最新著書は『見るだけでやせる コア締めダイエット」。ネット番組「大川興業のインデペンデンス・デイ」に出演中。