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〝パーカーおじさん〟はテストステロンが高い!?

 性は生なり!  先日、巻き起こった「パーカー論争」はご存じでしょうか? 気になったので検索すると、20代の女性インフルエンサーが「商談の際などにパーカー着ている会社員のジジイなんなん?」といった動画を上げたそうです。普段はいいけど、会議などではキツイらしいです。

 あのー、すいません。パーカーは本来「フード付きの防寒着」のことで「フード付きのスエット」はフーディが正解。そんな聞きかじったウンチクを言いたくなるおばさんの私(苦笑)。

パーカー

 どっちでもいいですが、私の同世代の友人も男女問わずパーカー愛用者はいます。パーカーに限らず好きな服装で仕事の場に行っても許されるポジションになっている世代というのもあるかもしれません。

 私も顔なじみの編集者とのミーティングではラフな格好ですが、初対面の方への取材はジャケットを羽織ります。

 年齢に関係なくTPOに合わせ自分がどう見られたいかを考慮して、服装を決めればいいだけの話。他人からどうこう言われる筋合いはありません! ここからは私の持論ですが「パーカーおじさんキモっ」という若い子の言葉は意に介さず、堂々と会議でパーカーを着ることができるおじさんはテストステロンが高いと思うのです。

パーカーおじさん(写真はイメージです)

 他人の評価に惑わされることなく自己判断できる漢。時に「空気読めない人」と言われるかもしれませんが、その強さこそが寿命100年時代を生き抜くパワーでしょう。92歳で亡くなる直前まで現役だった私の父も、パーカー&真っ赤なおじいさんスタイルを貫いていました。好きな格好で堂々と生き抜こう!

熊本美加(くまもと・みか)医療ライター。男性医学の父・熊本悦明の二女。男女更年期、性感染症の予防と啓発、性の健康についての記事を主に執筆。

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