【東スポ責任編集】石田亜佑美のこと教えちゃいます!
はじめに
新アルバム「16th~That’s J―POP~」をリリースした「モーニング娘。'21」の石田亜佑美さんのインタビュー特別版! 掲載済みの東スポ本紙記事を無料公開。そして掲載しきれなかった未公開エピソードや写真(もちろんカラーで!)を特別にお届けします。石田さんの「メンバー愛」や「悩み」などをフルで感じて下さい。(文化部・田才亮)
本紙記者の質問に爆笑するあゆみん
3月24日発行紙面に掲載された記事全文
アルバムのタイトルには、プロデューサー・つんく♂の「これぞまさしくJ―POP」という気持ちが込められている。
「最初にこのタイトルを付けたのがつんく♂さんだと知らなくて! 攻めたタイトルだなぁ、って思っていたんです(苦笑)。でもつんく♂さんが言うなら間違いないので、私たちも自信を持ってみなさまにお届けしたいと思います」
楽曲については「本当に面白い」と自信を見せる。
「アルバム3曲目に収録されている『信じるしか!』の構成も正直、ちょっとヘンなんです。いわゆるAメロ、Bメロ、サビみたいな構成じゃなく、いろんな仕掛けがあって、とにかく最後までヘンなんです。音楽の“お決まりの型”に縛られてないですね」
モー娘は2019年秋に15期メンバーである北川莉央(17)、岡村ほまれ(15)、山崎愛生(15)が加入。収録曲の「Hey! Unfair Baby」について石田は「15期が加入して初めてのコンサートツアーの時に、ライブ新曲として披露した曲で、いまのモー娘の明るさを象徴する曲です」と、胸を張る。
「いまのグループって、ガラッと15期に染め上げられているんですよ。この曲はグループの『進んで行こうぜ!』っていうエネルギッシュさが表現されている曲だと思います」
後輩の影響か、最近は石田自身にも変化があったという。以前は“厳しい先輩”という一面もあったが、「周りからも『あゆみんってそんなに優しかったっけ?』って言われるぐらい。個人としても変化があった」と、すっかり“優しい先輩”になったというのだ。
これまでは「後輩のレッスンとかを見る時って、『ここを教えてあげないと』『振り付け、ここが違うな。教えてあげなきゃ』とか。見つけてあげないと、という感じだった」が、最近は変わってきた。
「時代的にも、ホメられて伸びる子って多いじゃないですか。自分自身もホメられたいっていうのもあって(笑い)。そういう見方で後輩のことを見てあげたら、どんどん魅力的に思えてきて。ちょっと悔しかったりもするんですけど、そういうのを見つけて、言ってあげるようになりました。なにか一つ、良いところを添えるっていう方が平和だなーと思って」
修正する点はあっても、ホメることも忘れないようにした。
一方で“厳しく育てられた世代”の石田にとってはもどかしさもある。
「私たちは、田中れいなさんや道重さゆみさんには『お菓子、食べますか?』なんてできなかった!」と苦笑する。ただ、「それが今の幸せそうな雰囲気、丸っこい感じが今らしいなって。いいなって思うからこそ、自分もそっちに寄ったんだと思います」と受け入れているという。
最新アルバムについては「全曲通して『夢』『あきらめない』とか、そういう言葉が使われています。その言葉が、このコロナ禍でみんなにきっと響くと思っていて。自分に当てはまるかもってのが絶対あると思います。ぜひそれを見つけてハマっていただきたいですね」と語った。
ここから未公開インタビュー!あゆみんが語りに語りまくって、どど~んと4500字超!
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