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AGAを引き起こす〝脱毛ホルモン〟の量を自分で確認する方法は…

 性は生なり!テストステロンが高いからハゲるなら、テストステロン値がピークの若い男性はみんな薄毛に悩むはず。でもそうとは限りません。

 脱毛につながるのは男性ホルモンの中でもジヒドロテストステロン(DTH)と呼ばれるもの。毛根にある「5α―リダクターゼ」という酵素と男性ホルモンのテストステロンが結びつくと形成されます。DTHがAGA(男性型脱毛症)を引き起こすのです。この「5α―リダクターゼ」が多い、または活性が強い場合に、DTHが増加し薄毛のリスクを高めます。ただし、薄毛の原因は、遺伝的なもの、ストレス、睡眠不足、喫煙、偏った食生活などいろいろな要素が複雑に絡んでいます。  

薄毛を気にする男性は少なくない(写真はイメージ)

 脱毛ホルモンであるDHTが自分はどれくらいあるのか気になる。でも病院には行きたくない…。そんな方にお薦めなのがネットで8000円程度でポチれる「毛髪ホルモン量測定キット」。

 これはホルモン測定のパイオニアである「あすか製薬メディカル」が開発したもので、独自の微量測定技術に信頼度は高い。

 後頭部の根元から髪の毛を数本切って送るだけで、2週間後には結果レポートがメールで届く仕組み! 手軽で痛みもない上、誰にも知られることなく抜け毛・薄毛リスクが分かります。AGAのリスクレベルに合わせて予防対策やケア方法を教えてもらえるのもうれしいポイント。

 こういった気軽でリーズナブルに性ホルモン検査キットが選べる時代になっている技術の進化に感動します。活用できるものはどんどん取り入れて、人生を楽しみましょう。

熊本美加(くまもと・みか)医療ライター。男性医学の父・熊本悦明の二女。男女更年期、性感染症の予防と啓発、性の健康についての記事を主に執筆。


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