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テーマは「高齢者の性」 19日開催「性感染症最新講座」に来てみませんか?

 性は生なり!最近、注目度が高まっている「セクシャル・ヘルス」。「セクシャル・ウエルネス」とも呼ばれますが、日本語では「性の健康」。性に関して、体だけではなく心も、さらに社会的にも健康である状態を指しています。

世界的にも関心が集まっているセクシャルヘルス

 私が関わっている「公益財団法人 性の健康医学財団」があります。そのルーツは今を遡ること100年以上前の1905年、東京帝国大学(現・東京大学)皮膚科教授・土肥慶藏氏らの発案によって創設された「花柳病予防協会」。当時は梅毒、淋病などの性病が蔓延していました。その主な感染源が花柳界、いわゆる遊郭だったので、明治時代には性感染症は花柳病と呼ばれていたのです。

 その後、変遷をたどり、今日の(公)性の健康医学財団となりました。性行為で感染する病気=性感染症の予防・啓発活動ばかりでなく、性の健康を増進するための幅広い活動をしています。そのひとつが講演会。ちょうどいいタイミングで「第16回 臨床現場のための性感染症最新講座」がありますのでお知らせします。

 今回のテーマは『高齢者の性』。演題を少し紹介すると、日本の高齢者の「性」と「生」~性活動と人生満足度の全国調査結果から~、「中高年の性の変遷」、「人間は何歳までセックスが可能なのか~歴史に見る高齢者の性」など。関心のある方は老いも若きも医療関係者でなくても大歓迎。ぜひお越しください。

老いても性は大切なもの

日時=2025年1月19日(日)13時30分~17時
会場=東京科学大学医学部3号館保健衛生学講義室1(東京都文京区湯島1丁目5番45号)
定員=100名(先着順受付)
受講料=3000円

※受講希望の方は「公益財団法人 性の健康医学財団」HPよりメールお問い合わせで講座受講希望の旨、ご連絡下さい。追って財団事務局よりご連絡申し上げます。

熊本美加(くまもと・みか)医療ライター。男性医学の父・熊本悦明の二女。男女更年期、性感染症の予防と啓発、性の健康についての記事を主に執筆。


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