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車券を買って場の売り上げに貢献するのも立派な仕事です

新聞社の中の「広告」って、何してんの?
7人目は広告部に所属している私、田村が広告部をご案内いたします。


広告部=内勤だけど、普通の内勤じゃない

まず始めに、「広告部って内勤でしょ。一日中机にかじりついているんじゃないの?」というイメージを持っているそこのあなた!そんなことは一切ありません!

記者には記者にしかできない経験があるように、広告だからこそできる経験がたくさんありまして…。

先週も、茅ケ崎へ動画撮影に行ったり、新聞の配送トラックの助手席に乗って長距離移動したり、競輪場で車券を買って負けたり…とバラエティーに富んだ濃い日々を過ごしております。

競輪・オートレース担当のお仕事

「広告部」と一口に言っても、業務とポジションは様々。

広告校閲担当、割付わりつけ(いつどこにどんな記事を掲載するか決める)、広告整理(紙面を組む人)、取材に行って記事を書く人など編集職に近いポジションもあれば、通販や書籍などの広告を扱う担当(雑品と呼ばれます)、公営競技担当など、たくさんのポジションがあります。

そして、私は公営競技の一つである競輪・オートレース担当です。

日々何をしているかと言いますと、週間表の作成やXへのポスト、紙面データの保存など。一つ一つは難しくありませんが、やることはたくさんあるので計画的に処理していくことが重要です。ためると、後から激しく後悔します。

デスクワークも重要ですが、外に出るのも大切です。主に行くのは①代理店と②競輪・オートレース場です。

①代理店には、出稿の予定だったり、前回の実績だったり、わからないことや確かめたいことがあると、しょっちゅう行きます。電話すれば済む要件でも、わざわざ顔を見せて直接話をすることで、他社の状況を教えてもらえたり、「これいいじゃん」なアイデアが出たりすることもあります。もちろん緊急時や忙しくて時間が取れないときは電話やメールで済ませてしまうこともありますが、なるべく顔を出すようにしています。

②競輪・オートレースの場には、大きいレース(グレードレース)開催時にご挨拶へ伺います。「いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします」という気持ちを込めてご挨拶。その後、VIP室に案内してもらえます。そこにはもれなく車券の販売機が!!そう、車券を買って場の売り上げに貢献するのも立派な仕事です。もちろん自腹で。「出稿ありがとうございます!」と感謝の念をもって予想するのですが、これが面白いように当たらない。足りないのは感謝の気持ちか経験か。おそらく両方です。

京王閣競輪場最寄りの京王多摩川駅。競輪・オート担当にならなければ、おそらく一生訪れることはなかった

競輪・オートレース場は全国にあるので、色々な所へ出張できます。先日は伊東温泉、来週は前橋、来月は青森へ。その土地の美味しい名物も食べられますし、場へ行くのは楽しみの一つです。

1週間のスケジュールを公開

とここまで書いて、実際の私の先週のスケジュールを見てみましょう。

灰色が社内、青が外出、オレンジが休憩、緑の土日は休みです

「意外と外出しているな」と思ったのではないでしょうか。直行・直帰も含め、いつ何をどこでやるのか、スケジュールを自由に組めるのは広告部の良いところです。時間の使い方は個々人の自由。ただ、それは責任の裏返しでもありまして、業務が滞らないように自分の頭で考えて行動することがとても大切だと思います。

おわりに

今回はおそらくみなさん「???」であろう広告部の業務について書いてみました。

茅ケ崎に動画撮影に行ったり、競輪・オートレース場で車券を買えたり、配送用トラックに乗れたり、ちょっと不思議な経験ができる広告部。

これを読んで、広告部のことを少しでも知ってもらえればうれしいです。(広告部・田村朝陽)

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