前例がないなら自分で作ればいいのだ【野球バカとハサミは使いよう#6】
地味ながら通算187勝、華麗なるサブマリンといえば… 球史に残るアンダースロー投手といえば、多くのプロ野球ファンは杉浦忠と山田久志を想起するだろう。1950~60年代の南海を支えた大エース・杉浦には59年に記録した年間38勝、日本シリーズ4連投4連勝など数々の伝説があり、一方、阪急を支えた山田にも3年連続MVPや12年連続開幕投手、通算284勝など輝かしい偉業の数々がつきまとう。
数字だけなら通算221勝の皆川睦雄(元南海)も並び称されておかしくないのだが、そこは人気商売