見出し画像

男性であれば1日に1、2回以上ムラムラするのは正常範囲

 性は生なり! 男性ホルモン=テストステロンによって性欲が湧き起こるのは生き物として当然のこと。男性であれば1日に1、2回以上ムラムラするのは正常範囲。逆に性欲が湧かないほうが問題で、テストステロンが低下している可能性が…。そうなるとイザという時だけでなく、朝立ちも喪失。徐々にやる気がなくなり、疲れやすい、うつ傾向といった男性更年期症状に襲われるようになります。

性欲が湧かないほうが問題だ(写真はイメージ)

 ムラムラするのは自然現象なのに、日本人のセックスレス化は加速の一途。でも生殖の必要がなければ、セックスはコーヒーやお酒と同じ嗜好品のようなもの。したい人はしたほうがいいですが、したくなければ無理にする必要はありません。セックスでは脳からは幸福ホルモンのドーパミンや愛情ホルモンのオキシトシンなどの分泌が促されます。またペニスや膣は使わないと、脳や他の体の機能と同様に機能は劣えていきます。

 けれどもセックスは相手がいるため、面倒なことも多々。かえってストレスになってしまえば、性ホルモンを低下させます。そういう場合にはマスターベーション! 今やなんとなく後ろ暗いイメージの漂うオナニーは死語になりつつあり、女性の間ではセルフプレジャーと呼ばれ、セルフケアの一環として前向きに捉えられています。男性もマスターベーションで射精をたくさんしたほうが健康にいいことが分かっています。

夏といえば冷やしTENGA

「マスターベーションのやり過ぎで頭が悪くなりますか?」との定番の質問がありますが、答えはNO。勉強する時間がないほどいそしんでいれば成績は下がるでしょうが、適度に誰にも迷惑をかけず一人で楽しむのは問題ナシ!

熊本美加(くまもと・みか)医療ライター。男性医学の父・熊本悦明の二女。男女更年期、性感染症の予防と啓発、性の健康についての記事を主に執筆。

カッパと記念写真を撮りませんか?1面風フォトフレームもあるよ